366の真実

■尾崎豊の残した言葉(366の真実)シンコーミュージック発行

【INTRODUCTION】
ここに記した言葉は尾崎豊が雑誌や小説やコンサート・パンフ
ファンクラブの会報誌などに残した言葉だ。
尾崎豊が表現者・Rock'n Rollerとして活動を始めた1983年から
亡くなってしまった1992年までの間に、責任をもって発言した言葉であり
彼からのメッセージであり、尾崎豊の生様そのものである。
尾崎豊は真っ直ぐな人だ。
葛藤したり、矛盾を抱え苦しんだり、愛を求めたり、信じるものを見失ったり
真っ直ぐな人だからこそ、多くのことにぶつかったに違いない。
そして、Rock'n Roller尾崎豊はぶつかってもぶつかっても
そこから立ち上がってきた人だ。
尾崎豊は、そんな自分の生様を通して、自分が出会い覚えてきたことに基づいて、
私達にメッセージを投げかけた人だ。
真実を伝えるため。
そして、問題提起をするために。
そんな言葉だからこそ、私達は尾崎豊の言葉を受け止めた時強い衝撃を受ける。
そして、私達は尾崎豊の言葉に、励まされたり、愛を信じる思いを支えられたり、
街の中での今までの自分に疑問を感じさせられたり、
このままで本当に良いのかと考えさせられる。
そうやって、自分なりに尾崎豊の言葉を受け止めるたび、私達は、自分が自分らしく
生きていく事の意味を真っ直ぐ見つめる勇気と喜びを
感じる事ができるのだと思う。

Artey&Vein。

動脈と静脈。

血は、精気も毒気も運んでくる。
そして、全身をくまなく網羅し、心臓から送り出されて戻る。
人の中にある二極をストレートに表現し体現した尾崎豊のスピリチュアルなメッセージは
"Arter&Vein"と呼ばれている。
そして尾崎豊亡き後、"Arter&Vein"は尾崎豊を継承していく精神を指す名称ともなった。
本書では、尾崎豊が残した言葉の中から366の言葉をセレクトし20の項目に分け、
それらをArteyとVeinに分けた。
ここに記された366の言葉はRock'n Roller尾崎豊が生きてきた証として刻まれた事実だ。
ひとつ、ひとつの言葉を、自分への言葉だと受け止めて欲しい。
ひとつ、ひとつの真実を、照らす光になってくれるに違いない。
編集スタッフ一同

第1章”ARTEY"より
【愛・自由】【幸せについて】【作品をつくること】【ファン】は こちらからどうぞ。

第2章"VEIN"より
【孤独】【混沌・葛藤】【生きる意味・真実】は こちらからどうぞ。